こんにちは、アップルウォッチ3が相棒のホビヲです
「Apple Watch がほしい!」あなたがそう思ったら、どの種類にしようかきっと迷うはずだ。
「シリーズ3か、SE(スペシャルエディション)か、それともシリーズ6か。金額の差は機能差に比例しているのか。お買い得なのはどれなのか」
何を隠そう、私も買う前は悩みに悩んだ。何度もアップルストアに足を運び、店員さんに話を聴き、実機を腕に巻いた。この記事ではそんな私が、シリーズ3、SE、シリーズ6の違いを価格面・機能面からわかりやすくざっくりと解説する。どのシリーズを買うべきか悩んでいるあなたの参考になれば幸いだ。
それではいってみよう!
まず、「セルラー+GPS」か「GPS」のどちらにするか
あなたがiPhoneユーザーでいつも持ち歩いているなら「GPS」でOK。Apple Watch単体で利用したい人なら「セルラー+GPS」だ。キャリアとの契約が必要で、月額費用が発生するのでご注意を。
私は悩むことはなく「GPS」の一択だったよ
買うべきは、シリーズ3かSEか、それともシリーズ6か?
問題はここだ。多くの人は「SE」か「6」で悩むはず。私も最初はそうだった。そこでアップル製品に詳しい人に教えを請うたところ、「普通に使うには、3でもまったく問題ないよ」とのコメント。
「え、それ本当?」と半信半疑。後悔したくないので徹底的に調べた結果、納得してシリーズ3を購入。今も腕につけている。使ってみてわかったメリット・デメリットもある。ここからは、3種類のApple Watch を中立・公平、忖度なく比較していく。
値段をざっくり確認、シリーズ3は2万円、SEは3万円、6は5万円
福澤さんで確認するとこんな感じ。「GPS」の場合、Apple Watch Series 3 は、21,780円(税込) から、Apple Watch SE は、32,780円(税込) から、Apple Watch Series 6 は、47,080円(税込) から、となっている。
では、Apple Watch を購入してあなたはどれくらい使う予定だろうか。仮に2年、3年使うとする。その時、1日あたりの費用を算出する。
利用期間 | Series 3 | SE | Series 6 |
---|---|---|---|
2年利用 | 30円/1日 | 45円/1日 | 65円/1日 |
3年利用 | 20円/1日 | 30円/1日 | 43円/1日 |
税込み本体価格を利用日数で割って算出。2年利用の場合は730日分、3年利用の場合は1,095日分で計算した。シリーズ3を購入し、3年使えば一日たったの20円。
もっとも、故障しなければの話だけどね
見た目はほぼ同じだが、画面の表示サイズには差がある
この比較をみると、シリーズ3は選択肢から外したくなるだろう。だが、待ってほしい。私に限って言えば、実際画面が小さくて困ることはない。Apple Watchで地図を確認することはないし、文字盤は基本黒が基調であり「画面が小さいなあ」などと不満に思うことはこれまでないので。
では、機能の差は何か、できることにどんな違いがあるのか?
Apple Watch 3も、SEも、6も、できることに大差はない。
- iPhoneの通知を手元で受けられる
- 運動したくなる仕組みがある
- よく眠れているかがわかる
- アップルペイで支払いできる
- 音楽を再生したり止めたりできる
- iPhoneカメラのシャッターが切れる
- 地図アプリで迷子にならずにすむ
- 電話やメッセージで連絡ができる
- iPhoneが今どこにあるか探せる
- Siriにいろいろお願いできる
- もしものときに助けてくれる
- 今何時かがわかる。
といったところだろう。詳細はこちらの記事を確認してほしい。
ここでは、シリーズ3、SE、そしてシリーズ6 の違いにフォーカスしていく。3種類の主要な機能差について、比較表を以下に記す。
機能 | Series 3 | SE | Series 6 |
---|---|---|---|
転倒通知 | ✕ | ○ | ○ |
手洗い | ✕ | ○ | ○ |
常時表示 | ✕ | ✕ | ○ |
血中酸素 | ✕ | ✕ | ○ |
心電図 | ✕ | ✕ | ○ |
文字盤 | △ | ○ | ○ |
シリーズ3とSEの大きな差は、転倒通知と手洗い機能くらい。転倒通知は、もしも転んで動けなくなったときに指定の緊急連絡先に連絡がいく。手洗い機能は、外から帰ってきて手を洗ったら褒めてくれる。
SEとシリーズ6の差は、常時表示と血中酸素・心電図アプリの利用くらい。常時表示機能は、ずっと時計が表示されるので文字盤を見る仕草をせずに時間がわかる。血中酸素・心電図アプリは、自身の健康状態が精緻に把握できる。コロナ禍において不安がある人は要チェックの機能だ。
シリーズ3でもいいやと思った人に知ってほしいこと
シリーズ3で残念なのは、文字盤の充実度とアップデートが手間なところだ。
シリーズ3では選べる文字盤の数に限りがある。とはいえ、充分おしゃれなのでよほどのこだわりがなければ問題ないはず。ちなみに、私はミッキーマウスにしている。
また、watchOSのアップデート時、すこし工夫が必要となる。多くのアプリをインストールしていると容量オーバーでアップデートできないケースがあるのだ。その場合は、一時アプリを消してアップデートし、その後再びインストールするなど手間が発生する。SEやシリーズ6では不要な作業だ。
アップデートはそう頻繁にあることではないので、その時だけ乗り越えれば、シリーズ3でも問題はないはずだ。ただし、やはり手間が発生するので、それが嫌な人はSEをおすすめする。
結局、「3」か「SE」か「6」のどれがいいのか
Apple Watch シリーズ3 を選ぶべき人は、Apple Watch を諭吉2人でゲットしたい。アップデートに時間を要してもいい、文字盤にこだわりがない、時間をそんなに知りたくない、たぶん転ばない、手洗いで褒められなくていい、血中酸素と心電図を計らなくてもいい人。
Apple Watch SE を選ぶべき人は、Apple Watch を諭吉3人でゲットしたい。時間をそんなに知りたくない、転ぶかもしれない、手洗いで褒められたい、血中酸素と心電図を計らなくてもいい人。
Apple Watch シリーズ6 を選ぶべき人は、Apple Watch を諭吉5人でゲットしたい。いつでも時間を知りたい、転ぶかもしれない、手洗いで褒められたい、血中酸素と心電図を計りたい人。
サイズはどうする? バンドはどうする?
本体サイズだが、シリーズ3は、38mmと42mm、SEとシリーズ6は、40mmと44mmのそれぞれ2種類がある。サイズは好みだと思うのだが、私は腕が細いので迷わず小さなサイズを選んだ。個人的には腕が太い人でも小さい方がいいと思う。なぜなら、そこまで画面をみないから。リングを閉じて、通知がわかって、時間が分かれば良い、という用途でApple Watch を購入するのであれば問題ないはずだ。
また、アップル公式のバンドは種類が豊富。ソロループ、ブレイデッドソロループ、スポーツバンド、スポーツループ、ナイロン、レザー、ステンレススチール、などがある。
バンドも好みだとは思うのだが、私はスタンダードで調整可能なスポーツバンドにした。自分の腕にピッタリのバンドをオーダーしようとも思ったが、もし、気に入らなくなって売るときに後悔しないために。スポーツバンドはなれないうちは違和感があったが、充電でつけ外しが多いApple Watch の特性を踏まえ、よく考えられたデザインだと思う。
まとめ
ここまで、3つの種類を徹底比較して、色々言ってきたが私がこれから買うなら、こちらがおすすめ。Apple Watch SEの「GPS」、サイズは40mmの小さな方、バンドはスポーツループ。これにしておけば、後悔することはないと思う。シリーズ3でも問題ないが、SEなら本当に間違いない。
機会があれば、ぜひ!
個人的には、シリーズ3で充分だと思うけどね!