「スマートウォッチがほしい!」そう思ったあなたが iPhoneユーザーなら、Apple Watch一択だろう。同じアップル製品、使い勝手も機能連携も他スマートウォッチの追随を許さない。
しかし、である。落ち着いて考えよう。本当にApple Watch は必要なのだろうか?
これから、Apple Watchでできること、主要な12の機能を紹介し、すべてにツッコミをいれていく。それをみて不要だと思えば購入は見送ろう。買っても埃をかぶるだけだ。
しかし、ツッコミにツッコミたくなったのであればすぐに購入すべきだ。あなたにはきっと Apple Watch が必要なのだから。
それではいってみよう!
使い道1,iPhoneの通知を手元で受けられる
ポケットに入ったiPhone、通知があっても気づかないことがある。消音であったり、バッグに入れていたり、雑踏の中であればなおさら。Apple Watchをつけていれば、腕に響く振動で通知を逃すことはない。LINEやメッセージ、大事な予定、リマインダー、すべてを漏らさずチェックできる。
そんな見逃しの許されない通知ってある? 即座に気づけなくてもいい、余裕ある人生を送ろう!
使い道2,運動したくなる仕組みがある
運動量や心拍数が正確に記録される。日々3つの目標をクリアすればサークルが完成する。運動で所定のカロリーを消費できたか(ムーブ)、30分の運動をしたか(エクササイズ)、日中12時間で1時間あたり1分以上立っていたか(スタンド)。健康を意識するならApple Watchは役に立つアイテムだ。
運動量はiPhoneでもだいたいわかる。心拍数も自分で脈をとればいい。3つのサークルなんて関係なく普通に運動しよう!
使い道3,よく眠れているかがわかる
Apple Watchをつけたまま寝れば、睡眠の記録が正確にとれる。寝入るのにどれくらいの時間を要したか、浅い睡眠(レム睡眠)と深い睡眠(ノンレム睡眠)がどのように繰り返されたか。パターンを知ることで自身の眠りを知り、改善のきっかけになる。
Sleep Cycleというアプリを使えばiPhoneで十分。ずっと腕に時計して寝るのも、毎日充電しなきゃいけないしたいへんだよ!
使い道4,アップルペイで支払いできる
アプリを立ち上げずとも、Apple Watchをかざせばお買い物ができる。モバイルSuicaやモバイルPASMOを設定すれば、改札も腕につけたApple Watchをかざすだけで通れる。お財布いらずの生活をはじめられる。
これもiPhoneで十分。アップルウォッチで改札を通ろうとすると左腕につけてる場合は無理な体勢になるしスマートじゃないよ!
使い道5,音楽を再生したり止めたりできる
アップルミュージックやポッドキャストを聴いていて、停止したい、早送りしたい、音量を調節したいと思ったら、手元のApple Watchで対応できる。すぐにiPhoneが取り出せないとき便利な機能。
面倒臭がらずにiPhone出して操作しよう!
使い道6,iPhoneカメラのシャッターが切れる
集合写真の撮影時、手元のApple Watchでシャッターを切れば、全員揃った一枚を撮ることができる。撮影者がひとり仲間はずれになることなく、みんなで思い出をつくれる。自撮りする際も高性能な外側のカメラが利用可能となる。
別デバイスでシャッター切りたいなんて、そんなシチュエーションいままであったの?
使い道7,地図アプリで迷子にならずにすむ
マップで目的地を設定すれば、どこを曲がればいいかを手元のApple Watchが振動で教えてくれる。大体の方向を頭に入れておけば、iPhoneを見ながらの移動はしなくてすむ。自転車での移動時などは重宝する機能。
事前に地図をちゃんと見て移動すればいいんだ。なんでもかんでも機械任せはよくない!
使い道8,電話やメッセージで連絡ができる
手元のApple Watchで電話(Face Time)が可能。人混みの中でなければ、イヤホンがなくても相手の声が聞き取りやすく通話に不自由はない。メッセージ内容の確認はもちろん、定型文を作っておけばiPhone不要でそのまま返信もできる。
iPhoneでやろうよ。アップルウォッチじゃなきゃダメな理由ある?
使い道9,iPhoneが今どこにあるか探せる
iPhoneが見つからずどこにあるかわからない。そんなとき腕につけたApple Watchで探すことができる。iPhoneが近くにあるのが前提だが、音を鳴らして見つけ出すことが可能になる。
部屋片付けて、置く場所決めておこうよ
使い道10,Siriにいろいろお願いできる
「Hey Siri, 3分でタイマーを鳴らして」「Hey Siri, 6時に起こして」「Hey Siri, お母さんに電話」「Hey Siri, ニューヨークは何時?」「Hey Siri, 早口言葉して」「Hey Siri, ものまねして」「Hey Siri, 人生ってなに?」とかお願いしたり質問したりできる。
いままでそんなに「Hey Siri」言ってた?
使い道11,もしものときに助けてくれる
転倒すると30 秒のカウントダウンが始まる。その間、Apple Watchは振動し、警告音を発する。近くに誰かいれば気づいてもらえるはずだ。1分間動かなかった際には、指定した緊急連絡先に位置情報を含めて通知してくれる。
55歳未満の着用者であれば初期値は機能がオフにされている。まだ若かったらそこまでの心配はしなくていいよ!
使い道12,今何時かがわかる
Apple Watch なので、もちろん現在時刻がわかる。文字盤の種類は多様で選ぶのに迷ってしまうほど。アクティビティアナログ・デジタル、アーティスト、アストロノミー、呼吸、カリフォルニア、クロノグラフ、エクスプローラー、GMT、ミッキーマウス、ストライプ、タイポグラフィ、ユーティリティ、ヴェイパー、などなど。
でも、上位機種じゃないと時計は常時表示されないから。向きを変えて「見よう」としないと時計にはならないよ!
まとめ
主要な12の使い道について、さんざんツッコミをいれてしまった。アップル信者とすべてのApple Watchユーザーを敵にまわしたかもしれない。
しかし、待ってほしい。これらのツッコミはApple Watchをほしいと主張した自分に対し、意見した家族のコメントをまとめたものである。
本当は、アップルウォッチほしいんだよおおお!!!だって、かっこいいじゃんかよぉおおおおおおおおおおおおお!!!!!買いたいよー!ほしいよーーー!!
後日談
アップルウォッチを買いました!