人間は三種類に分けられる。楽器ができない人とできる人、そして、楽器がめちゃくちゃできる人だ。
めちゃくちゃできる彼ら彼女たちの演奏をみながら思う。指の動きはどうなっているのか、プレイ中は何を考えているのか、これまでにどれだけの練習を積んできたのか。興味は尽きない。
到達することない演奏レベル。憧れというよりも驚嘆の域。そんな、めちゃくちゃ演奏が上手い人のプレイ動画を紹介する。
それではいってみよう!
1,ギター
ライブ映像。ギター本体を叩いてリズムをとったり、両手で弦をバラバラ弾いたり、もうどうなってるのかわからない。どうやってその音を奏でようと思ったのか、奏でられると思ったのか、もうなにがなにやら。
2,ハーモニカ
カーネギーホールの舞台にハーモニカ一本でたったおじさんの動画。バッハ『主よ、人の望みの喜びよ』で観客の心をつかみ、『ウィリアム・テル序曲』で度肝を抜く。ハーモニカに謝りたくなる。もうなにがなにやら。
3,ウクレレ
ウクレレでスーパーマリオブラザーズのテーマを奏でる。すごく楽しそう。地底も、時間切れのあのシーンも、ゲームのプレイ動画が脳内で再現される。小さなウクレレの本体から紡ぎ出される音の広がりに、もうなにがなにやら。
4,ドラム
ストリートパフォーマーのドラマー。スティックをくるくるっと回して投げて、絶対に落とさない。叩くのはバケツの底で、鬼のようなリズムを刻む。バケツを足で持ち上げて音の広がりも計算している、もうなにがなにやら。
5,ピアノ
ジャズピアニスト小曽根真氏のラプソディ・イン・ブルー。2分あたりからのソロプレイがはじまるが、4分くらいでもうイっちゃってる。ピアノ弾きまくる小曽根氏をまわりはただただ見守るだけ、もうなにがなにやら。
6,パイプオルガン
スターウォーズのテーマをひとりで演奏。ひとりオーケストラ。鍵盤が五段並んでいて、あの音階もこの音階もひとりでカバーしてとんでもなく忙しそう。おまけに周囲を取り囲むようなレバーもあって、もうなにがなにやら。
7,マリンバ
おにいさんが、マリンバ(木琴の一種)を前に、マレット(マリンバを叩く棒)を4本持って、叩きまくります。マレットのあたり先4箇所をちゃんと把握できてるのか、どこがどうなってこういう演奏できるのか、もうなにがなにやら。
8,トランペット
草原でトランペットを吹くひとりのおじさん。すると、遠くの方から牛がどんどん集まってくる。演奏がうまいのかどうかはわからないが、牛の心に響いている模様。牛も鳴きだし心が通じ合う瞬間は必見、もうなにがなにやら。
9,ヒューマンビートボックス
ヒューマンビートボックスの大家がTEDで「演奏」。しょっぱなからの超絶プレイ、そして後半は機材を使っての多重録音。ドラム、トランペット、ボーカル、その他いろいろ、ひとりで何役もこなすパフォーマンス、もうなにがなにやら。
まとめ
いやぁ、楽器って本当に素晴らしいものですね!