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趣味に生きるホビヲのブログ。

行列必至の吉祥寺「小ざさの羊羹」を、並ばずに買う方法

趣味 調査 アイデア

一年前に読んで、ずっと気になっている記事がある。

「こしの」の羊羹、全十種類をそれぞれ異なる店舗で購入する、という謎の努力は素晴らしい。しかし、吉祥寺で行列のできる羊羹と言えば「小ざさ」だ。ブクマコメントでも同様の指摘が入っている。

吉祥寺にある「並ばないと買えないようかん」を並ばずに買う方法 - トゥギャッチ

頑張りは認めるが、「吉祥寺で並ばないと買えない羊羹」といったら「小ざさ」でしょ

2015/02/25 17:40

「小ざさ」の羊羹はなぜ並ばないと買えないのか、そして本当に並ばずに買う方法を紹介する。

「小ざさ」の羊羹に行列ができる理由

値段は一本675円。一日限定150本の店頭販売。一人が買えるのは3本まで。定休日の火曜日を除き、毎日早朝から50人以上が並ぶ。その行列は40年以上に渡り、途絶えることがない。

それだけの人気には理由がある。小ざさの羊羹に同封される説明文には、店主のこだわりが記されている。

時代錯誤的に、非効率な小鍋を使用し、高価な木炭を使って折ります事からお察しいただければ、原料の厳選、その配合、製法等に、どれだけの苦心をして居りますか御想像いただけると思います。

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そんなこだわりを持った羊羹は、マスコミに取り上げられたのをきっかけに、入手困難となり、幻の羊羹と言われるまでになる。バブル期には、一本万単位でやりとりされ、丑三つ時から並んでも入手できない時期があった。

今日に至っても、朝5時から並んで、確実に入手できる保証はない。そんな稀少性も相まって、行列が絶えないのだ。

小ざさの羊羹で知っておきたい事実

  • 1日限定150本で、一人3本まで買える
  • 年末の2日間だけは、限定201本となる
  • 「常連さん」と呼ばれる人の指示に従ったほうが無難
  • 長時間にわたって不在となると、席がなくなるリスク
  • 途中、30分ほど席を外すことは許容される
  • 行列に並んでいる間、隣の人との会話が楽しい
  • 背もたれのついた椅子はあったほうがいい
  • 朝8時半に整理券が配られる、並び始めた時間と名前と電話番号
  • 整理券を持って、開店10時以降に店舗を訪れる

かつては、一人5本まで購入できた。しかし、30人しか入手できないと店に苦情が入り、本数の変更が生じた。

「常連さん」という存在

行列に並ぶ50人の内、10人以上は「常連さん」。「小ざさ」の羊羹の行列に、毎日並ぶ人たちだ。毎日羊羹を購入し、食すことができるのかは疑問だが、彼ら彼女たちは、店舗黙認の存在となっている。

小ざさの羊羹を、本当に並ばずに買う方法

ヤフオクを始めとしたネットオークションでは、「小ざさ」の羊羹が定期的に出品されている。

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しかし、お店が出品しているものではなく、一般購入者がルール違反で出品しているものであり、注意が必要だ。かつては、賞味期限切れの羊羹を購入した人が、店舗にクレームを入れ、問題となったこともある。

675円の羊羹が2,500円ほど。羊羹の賞味期限は半年ほどで、良い商材となるのだろう。もっとも、羊羹を買うために、半日費やすことを考えれば安いものかもしれない。しかし、並んで買ってこその「小ざさ」の羊羹。並ばずに買う方法と、タイトルで煽っておきながらなんだが、懸命な判断をいただければと願う。

小ざさの羊羹に並んだ人たちのエントリー

幻の「小ざさ羊羹」をゲット! 行列してみた! | リビングむさしのWeb
時系列にまとまっていて、行列をイメージしやすい。

朝3時半に羊羹の行列にならぶ-吉祥寺 小ざさ(2013年7月28日) - 真面目に非常識なことを考える
3時半から並ばなくても買える気がする。

【後編】幻の羊羹(吉祥寺 小ざさ羊羹)を手に入れる為には。 | SHOCOLINJP
温かみのあるレポート。

【梅】小ざさの羊羹を買えなかった痛みを「最高の朝食」で癒す
52番目で買えなかった人のレポート。

小ざさの店主の人となりが分かる書籍

1坪の奇跡―40年以上行列がとぎれない 吉祥寺「小ざさ」味と仕事

羊羹を練り続けて半世紀以上。「紫の一瞬の輝き」を求めて、今日も指先の神経を研ぎ澄ます。小さな屋台から始まった吉祥寺「小ざさ」物語。生涯現役!78歳の処女作。

稲垣/篤子。東京・吉祥寺にある和菓子店、「小ざさ」社長。1932年、東京都生まれ。1956年、東京写真短期大学(現東京工芸大学)卒。1951年11月19日に吉祥寺で父が「小ざさ」を創業。当時、畳み1畳の屋台の店で、19歳時から1日12時間、365日休みなく、団子を売り始める。1954年、現在の店舗がある吉祥寺のダイヤ街に移転後、品数を羊羹ともなかの2品(現在、羊羹1本580円、もなか1個54円)に絞る。以来、現在も羊羹を練り続けている。

機会があったら、また並んでみようと思う。