今日、27ヶ月使ったiPhone6のまま、auからマイネオ(mineo)に乗り換えた。
毎月の電話料金が、6,500円から1,500円になる算段だ。乗り換え時の手数料などを鑑みても、1年間で50,000円以上の節約となる。
というわけで、電話料金を安くしたいauのiPhone6ユーザーに向けて、マイネオへ乗り換える意義と手順、そしてお得情報について説明する。auのiPhone6ユーザーじゃなくてもそこそこ参考になると思う。やることはだいたい同じだから。
それではいってみよう!
1.まず、マイネオで本当に良いのかを確認する
本当はLINEモバイル にしたかった。
あらゆる格安SIMを比較したが、どう考えても最強だと思った。しかし、LINEモバイルはdocomoユーザーにやさしく、au・SoftBankユーザーにはちょっと冷たい。利用する通信網の関係らしい。
もし、auユーザーで手持ちのiPhoneが6s以降であれば幸せものだ。SIMロック解除の手続きをすれば、LINEモバイルが利用できるから(ただし、テザリングなどの一部機能は利用できない模様。また、SIMロック解除には契約して半年たっているのが条件。ネットで手続きすれば無料だが、店舗だと事務手数料3,240円かかるので注意)。詳細はLINEモバイルのこちらのページを参照。
しかし、auでiPhone6以前の端末であればLINEモバイルは諦めるしかない。SIMロック解除ができないからだ。
ぼくの端末は、使いはじめて27ヶ月目のiPhone6。あと1年、いや2年は使えるだろう。現役のiPhone6を売り払って新しい端末を買うつもりはない。よって今の端末のまま、格安SIMデビューできる会社を探すことにした。
もし、iPhone6s以降のauユーザーであれば、SIMロック解除してLINEモバイルに乗り換えればいいと思う。すごく羨ましい。
格安SIMの会社でおすすめはどこなのか、乗り換えで注意すべき点はどこなのか。数人のくわしい人にヒアリングした。わかったことは次の通り。
- au系MVNO(格安SIMの会社)ならマイネオか、UQモバイル
- 格安SIM黎明期は、マイネオの評価が高かった
- マイネ王などコミュニティがおもしろい
- よくお得なキャンペーンをやってる
- iPhoneはテザリングができなくなる(別に困らない)
- お昼時などの時間帯は遅くなる(我慢する)
- キャリアのメールが使えなくなるから注意
- マイネオの前キャラクターはベッキー
- ベッキーの後任、葵わかなは次の朝ドラ「わろてんか」のヒロイン
というわけで、マイネオに決めた。葵わかなが決め手だった。
2.マイネオのエントリーコードをゲットする
マイネオの初期費用は、3,240円。しかし、Amazonで1,000円弱で売られている「mineo エントリーパッケージ」を購入すれば初期費用はかからない。2,000円以上のお得である。マイネオがどういうつもりか分からないが、利用しない手はないだろう。
マイネオに乗り換えるのが決まっていれば、先んじて購入するのをおすすめする。
3.auでMNP転出手続きをする
今の電話番号をマイネオでも使えるように、MNP転出手続きを行う。3,240円の事務手数料を払って、10桁のMNP予約番号をゲットするのだ。手続きは電話(0077-75470)か、auショップで。電話での受付時間は、9:00~20:00となる。
ぼくの場合、貯まったauポイントを無駄にしたくなかったので店舗に赴きスマホグッズに換えてもらった。その後、MNP転出手続きをお願いした。端末料金の割引も提案されたが、意思は固いと思われたのかあまり引き止められず、最後は深々とお辞儀され恐縮してしまった。
ゲットしたMNP予約番号が有効なのは15日間。有効期限が10日を切ったMNP予約番号では、マイネオへの申込みが出来ない。番号をゲットしたら、すぐにマイネオと契約しよう。
4.マイネオと契約(MNP転入)する
なお、この下の「紹介用リンク」からマイネオに新規契約すれば「Amazonギフト券(ギフト券番号)1,000円分」がゲットできる(2017年8月31日まで)。是非ともリンクを経由して契約してほしい。
ページを開き、「お申込みはこちらから!」下の「eoIDをお持ちでない方」ボタンをクリック。その後の手続きに必要なのは、以下となる。
- ステップ1で入手した「エントリコード」
- 10桁のMNP予約番号(10日以上期限があるもの)
- 身分証(運転免許証や保険証)を撮影した画像
- クレジットカード
- 連絡用のメールアドレス
また、マイネオのIDとパスワードを設定する必要があるので、考えておく必要がある。あと確認しておくべきは適応するSIMのタイプ。iPhone6の場合は「nanoSIM」を選べばよい。
入力は比較的すんなりいくと思う。ぼくは住所の番地を入力する際、全角数字を半角で入力してひっかかったくらい。所要時間は15分程度だろうか。
受付完了メールを確認し、マイネオから格安SIMが送られてくるのを待つ。
5.待つ(2〜3日)
マイネオへの申し込み手続きに問題がなければ、「【mineo】サービス手続き完了とご利用にあたってのお知らせ」という件名のメールが送られてくる。
その中に、mineoのSIMや端末が届くまでにしておいたほうがいいことリストがあるので、目を通しておこう。
リスト内容は下記の通り。
- アドレス帳・写真・動画などのデータをバックアップしておこう!
- MNP(携帯番号ポータビリティ)の期限を確認しておこう!
- LINEのアカウントを引き継ぐ方法を知っておこう!
- 前もって友達や家族に新しいメールアドレスを連絡しておこう!
- アプリやWEBサービスのIDとパスワードのメモしておこう!
- おサイフケータイ対応サービスの移行準備や解約をしておこう!
- 端末ケースや保護フィルムを買っておこう!
- ゲームデータの移行方法を知っておこう!
- マイネ王に登録しておこう!
持っているiPhone6をそのまま使うので、関係するのは、2、4、9くらいだろう。もっとも、キャリアメールをほとんど使っていなかったので、特に対応は必要なかった。
9のmineo(マイネオ)コミュニティサイト - マイネ王に登録してみた。噂通り、マイネオはコミュニティ運営にかなり力を入れているようだ。折を見て掲示板などに投稿してみようと思う。
そんなこんなで、マイネオから郵便物が届く。
6.送られてきたnanoSIMをiPhone6に挿す
郵便物の中には、iPhone6に入れる「nanoSIM」と「mineoご利用ガイド」が入っている。
いよいよ、SIMを入れ替え作業だ。SIMを扱う際は、手袋をはめる必要があるらしい。手袋がなかったので軍手で作業した。
iPhone6の電源を落としてから、iPhoneの針(箱に入っていたやつ)で、端末正面右側の穴に挿す。グッと力を入れると、ぴょこっとSIMの入ったトレーが出てくる。
躊躇なく、auのSIMを取り出す。そしてマイネオの新しいSIMをトレーに載せて元に戻す。auのお姉さんがやってくれていた作業。ここが安い理由なのだと言い聞かせる。
なんとか、SIMを入れ替えられた。
7.MNP転入切替/回線切替手続き
iPhone6の電源は落としたままで、MNP転入切替/回線切替手続きを行う。行うと言っても、パソコンでマイネオの管理画面にアクセスし、SIMカードに記載されていた番号の下四桁を入力し、ボタンを押すだけだ。
9時から21時までの間しか対応してくれないので、休日等に設定するのがよいかもしれない。
そして、待つ。
8.待つ(30分)
「回線切替受付メール」が送られてくる。auの場合は、切り替えに30分ほどかかるという。30分たったらiPhone6の電源を入れて「111」にダイヤル。
お姉さんが「接続試験は終了です!ありがとうございました」と言っていれば、切り替えて続きは完了となる。
9.iPhone6のプロファイルを新たに設定する
インターネットをするためには、iPhone6のプロファイル設定を更新する必要がある。よく分からないが、設定しないとだめらしい。言われるがままである。
iPhone6ユーザーは、Safariで、こちら にアクセスし、プロファイルをインストールのこと。 ※iPhone 5s/5cの場合は、こちらから。
これでインターネットへアクセスできた!
10.さよならau!こんにちわマイネオ!
これにて、格安SIMデビューである。
最後にmineoメールの設定が必要になるが、詳細は「mineoご利用ガイド」を参照してほしい。
まとめ
長々と書いてきたが、ポイントは以下となる。
- auのiPhone6ユーザーは、マイネオがおすすめ!
- iPhone6s以降のユーザーは、LINEモバイル がおすすめ!
- マイネオ エントリーパッケージを購入すると約2,000円お得!
- 紹介キャンペーンリンク経由で、Amazonギフト券(1,000円分)ゲット!
12ヶ月以内にマイネオからMNP転出を試みると事務手数料12,420円が発生するという。13ヶ月目以降の手数料は2,160円なので、この1年はよほどのことがない限り、マイネオを利用し続けるだろう。
その後、新しいiPhoneを購入するタイミングで、LINEモバイル への乗り換えを検討しようと思う。
その頃、格安SIM市場がどのように変化しているのか、楽しみだ。