こんにちは、人の意見に流されてばかりのホビヲです
なかなか物事が決められない。いろいろな人の意見を聞いて、ああでもないこうでもないと時間が過ぎる。そのまま現状維持が続く。
自分には決断力がないのかもしれない。自分には自分の意見がないのかもしれない。
というわけで、ちきりんさんの『自分の意見で生きていこう』を読んだ
世の中には、正解のある問題と正解のない問題がある。どんどん複雑になって価値観も多様化している中、正解かどうかは人それぞれ。その人の生き方、考え方次第となる。
自分に軸がないと人の意見に振り回され、流されて答えが出せない。だれかの意見を盲信すると、いいようにカモにされるのが関の山。
何事にも自分のアタマで考えて決断する必要がある。
そんなことが書いてあった。
これは今を生きるために必要な「ソーシャルメディア学」の名著かもしれない
ソーシャルメディアで数多の炎上を経験してきた著者。そこで獲得した知見が惜しみなく本書に盛り込まれている。
誰かについてツイートする時、その人を前にしても口にできることか。呼び捨てでいいのか。テレビの前で「つぶやく」のとはワケが違う。ソーシャルでの発言は相手に届く。
「反応」と「意見」の違いを理解しているか。人の意見を冷やかすだけの無意味な反応、賢く見せようとするずる賢い反応。見る人が見れば分かる、そんな発信をしていないか。
まったく響かなかった映画レビューを書く際、他のレビュワーが絶賛している場合どうするか。お茶を濁して自分の意見を偽るのか。意見に正解も間違いもないのに。
自分の発言が、ネット上での自分の人格を作り上げる。
本書はそんな、ソーシャルメディアにおける生き方について知っておくべき金言に溢れている。
で、読んだ私はどうするのか?
本作をもってちきりんさんの今を生きるための四部作をコンプリートした。
今まで以上に、自分のアタマで考えて、マーケット感覚を意識して、自分の時間を取り戻し、自分の意見で生きていこうと思った。
まずは、毎週更新している映画レビューで自分の意見を書き記せるように、続けていこう。
というわけで、『自分の意見で生きていこう』は、おすすめ。特に、ソーシャルメディアで何かを発信しているあなたに