ホビヲログ

趣味に生きるホビヲのブログ

ワンカットで撮影したPV・MV!驚愕のミュージックビデオ25作品

一発撮りのPV(プロモーションビデオ)・MV(ミュージックビデオ)。ひとつのカメラで、最初から最後まで、編集なしで撮影する、ワンシーンワンカットの映像作品。

計算されたカメラワークを覚え、ミスが許されない中、演技をする出演者たち。失敗すれば、多くの人に迷惑をかける。ネガティブな思考に陥らないよう、演出家は現場を指揮する。現場の緊張感、失敗を繰り返し、成功した時の感動。現場の雰囲気を想像すると、ドキドキがとまらない。

そのドキドキと、感動が味わえる「一発撮りのPV・MV」を紹介する。

1.D.W.ニコルズ「フランスパンのうた」

「人生は長いよ、長いはフランスパ〜ン」と、画面からは緊張感が感じられない。「バランスが大切」というメッセージを表現するため挑戦する皿回しに失敗しているのが印象的。覚えやすい歌詞でついつい口ずさんでしまう名曲。

2.サカナクション「アルクアラウンド」

組み合わされる歌詞が、タイミングよく映し出される緻密な画面構成。そして、驚愕のカメラワーク。最後までくると、「あれ?」最初に戻ってる。編集ポイントを懸命に探すも見つけられない。そして、繰り返し見てしまう。

3.私立恵比寿中学「手をつなごう」

楽しげに歌い踊るエビ中をみて、「みんなで、手をつなげばいいじゃん」と思ってしまうPV。

4.カイリー・ミノーグ「Come Into My World」

「ロコモーション」を歌っていたときからカイリー・ミノーグが好きだった。30年たっても活躍し、このような名作PVを生み出すことに驚愕。ミシェル・ゴンドリー監督の世界観に舌を巻く名作PV。

5.The Grand Rapids LipDub

Newsweekの「アメリカの死にゆく街」10位にランキングされた街に住む住人たち。「そりゃないぜ!」と5,000人が立ち上がり、地元企業を動かし、PRビデオを作成。なんだかアメリカンな話で、素敵。地元愛に溢れた名作PV。

6.siska「Unconditional Rebel」

ハイスピードカメラを駆使し、撮影した5秒の映像。それを3分半に引き伸ばして、CG処理を加え作品にする。世の中には、どえらいことを考える人がいるものだ。5秒の間に、一斉に演技をする80人のエキストラたち。驚愕PV。撮影の様子はこちら

7.Tim Halperin「She Runs」

自由に走る彼女について、楽しげに歌っている。学芸会ばりの自由な長回しに親近感。

8.宇多田ヒカル「Goodbye Happiness」

宇多田ヒカルがはじめて監督したPV。固定されたカメラの前で、歌い続ける。普通なら画がもたないが、過去の自身の作品「Automatic」「traveling」「ぼくはくま」をセルフパロディするなど、いろいろと見せてくれる。

9.Spice Girls「Wannabe」

懐かしい。現ベッカム婦人のヴィクトリアも若い。5人のスパイス・ガールズが、歌いながら、屋敷の中を走り、踊り、周囲に迷惑をかける。その元気さが時代を感じさせる。

10.The Chemical Brothers「Wide Open ft. Beck」

東京生まれの日系イギリス人、ソノヤ・ミズノが踊りまくるPV。途中から、殻?になる。こうも不思議な映像を作られると、何を信じていいのかわからなくなる。

11.OK Go「White Knuckles」

何度繰り返してみたかわからない。犬と一緒に挑む一発撮り。124回挑戦して、一番出来の良かった72回目が採用された。もはや動物虐待の域だが最高のPV。OK Goが、バンドなのか、パフォーマーなのかわからなくなる。撮影の様子はこちら

12,Feist「1234」

スタジオで1,2,3,4 と踊りまくるFeist。ひとりだったはずが、大勢になり、最後ひとりに。どうなってるのか、まったくわからない。

13,Anna Kendrick「Cups」

みんなでカップを重ねるPV。途中、若干失敗している人もいるが、素晴らしい。

14,Kiesza「Hideaway」

裏路地で踊りまくる。

15,ヤバイTシャツ屋さん「ハッピーウェディング前ソング」

カップルの二人がいい演技。とくに女性のなんとも言えない表情がすばらしい。

16,Lorn「Acid Rain」

交通事故にあって、踊り出すチア。怖すぎる。

17,The Weeknd「False Alarm」

銀行強盗からの逃亡。映画のようなPV。

18,Miley Cyrus「Start All Over」

寝て起きて踊って寝るPV。

19,Bruno Mars「The Lazy Song」

猿5匹と首を振りながら踊るPV。

20,Gabrielle Aplin「Sweet Nothing」

階段から降りてきたガブリエル・アプリン。そこには一人のドラマーが。移動しながら歌う彼女を追い、カメラがパンすると、ドラマー軍団の姿。撮影後、笑顔になるガブリエルも素敵。

21,Base Ball Bear「The Cut -feat. RHYMESTER」

画面上下二分割で歌い踊るPV。

22,ペイモ「paymo Table Trick」

テーブルクロス引きを何度も成功させるPV。ペイモのブランディングPV。

23,Bob Dylan 「Subterranean Homesick Blues」

ノーベル平和賞受賞のボブ・ディラン。若かりし頃のPV。

24,三浦大知「U」

スタジオで踊りまくる三浦大知。

25,Taylor Swift「We Are Never Ever Getting Back Together」

テイラー・スウィフトの出世作。楽しい。