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OK Go のスゴすぎるPV全20作品まとめ!一発撮り・コマ撮り・新作まで

OK Go(オーケーゴー ) は、シカゴ出身、1999年結成の4人組ロックバンド。彼らのPVは、コマ撮りや長回し、一発撮りがモットーで驚愕の作品ばかり。非常に挑戦的なパフォーマンス集団とも言える。

PVのテーマは、ピタゴラスイッチ、無重力空間、マーチングバンド、犬、ダンス、食パン、無重力空間、日本、プリンターと様々。作品ごとにレベルアップしつづけるクオリティは、期待を裏切らない。

そんなOK Go、驚愕のPVをまとめた。

1,ステイホームで「All Together Now」

新型コロナウイルス感染拡大の中、最前線で戦い続ける医療従事者やエッセンシャルワーカー達を讃える曲。

拡大路線をつづけてきたOKGOのミュージックビデオ。宇宙にまで行ってしまった後、どうするのかと思っていたら在宅で今しかできない演出。

2,無重力空間にて「UPSIDE DOWN & INSIDE OUT」

2016年2月11日公開。スゴイ映像を撮るため、無重力空間にまで行ってしまった。宇宙飛行士訓練センターと航空会社が全面協力。

メンバーの必至な形相にドキドキ、そして、みているこちらも酔いそうになる。無重力空間で、歌い踊るOK Goのメンバーはもちろん、客室乗務員2人のお姉さんも素敵。メイキングの映像はこちら

3,ワンちゃんと一緒に「WHITE KNUCKLES」

訓練されたワンちゃんと一緒にコラボした作品。124回挑戦して、一番出来の良かった72回目が採用。

一発撮りで失敗が許されない中、緊張したメンバーと必死に演技するワンちゃんの掛け合いが見もの。2分49秒あたりで失敗もあるのだが、それも味がある。こちら のメイキング映像、6分30秒あたりからフレームの外を含めた映像は必見。スタッフの動き、見守る人々、成功を祈って、手に汗握ってしまう。

4,PerfumeとHondaのUNI-CUBとドローンと「I WON’T LET YOU DOWN」

HondaのUNI-CUB が大活躍。この長回し、CGじゃないのが信じられない。メイキングはこちら。UNI-CUBの移動、傘ダンス、ドローンからの空中撮影。ミスなくワンカットでやりきっている。冒頭でちょっと出演したPerfume、そのお返しにこちらのPV にOK Go が参加。

5,567台のプリンタを駆使「Obsession」

2017年11月23日公開。567台のプリンターと大量のコピー用紙を浪費した驚愕映像。すべての紙はリサイクルされその収入はグリーンピースに寄付されるとのこと。

それにしても紙使いすぎ。倍の時間をかけて撮影した映像を2倍速で再生しているためカクカクしている。ここまでやるのであれば、もはやCGでもいいのではないかと思ってしまった。

6,4.2秒をスロー再生で1曲に「THE ONE MOMENT」

2016年11月23日公開。曲の冒頭から傘を拾うまでの3/4は、4.2秒の映像のスロー再生。その後、約16秒間のリアルタイム。曲中には、318のイベント(風船や電球の破裂)。爆破されたギターは、フェンダーによって廃棄されたもの。もうなにがなにやらわからない。

7,ランニングマシーン4台でダンス「HERE IT GOES AGAIN」

トレーニングマシンを駆使したダンス映像。どんだけ練習したのだろうか。背景がチープなところもまたステキ。アイデア勝負で爆発的ヒットとなった伝説のPV。

2007年度のグラミー賞(Best Short Form Music Video)、YouTubeビデオアウォーズ受賞。学生のやってみた 映像も必見。

8,デビュー作、自宅の裏庭で「A Million Ways」

彼らの伝説はここからはじまった。カメラ固定でメンバーがダンスするだけの映像。しかし、これが面白い。表情豊かに楽しげに踊るメンバーがダサかっこいい。

OK Goの原点となる作品。ダミアンさんの家の裏庭で撮影し、振付には姉が協力している。

9,全身タイツでダンス「ALL IS NOT LOST」

Googleとダンスカンパニーとコラボした作品。タイツ姿の人々がガラスの上で踊っている。ここまで緻密に設計された画面構成に感動。3分10秒あたりで日本語でのメッセージ「アイヲヒロメヨウ」も。メイキング映像はこちら

10,ビッグバンドと一緒に「THIS TOO SHALL PASS — MARCHING BAND」

マーチングバンドとのコラボ。増える奏者に比例して、音が重なり、深みのある音楽になる。ひとつの映画をみるような展開に胸が熱くなる。最後の「カット」までの間も、その後の子供たちの自由な動きも素敵。

11,車で楽器を大量破壊「NEEDING/GETTING」

ピタゴラスイッチの車版。どこまでやれば気がすむのか。規模がどんどん大きくなっていき、この後が心配になる。楽器はもっと大切にしたほうがいいと思う。破棄された楽器とは言え、大量破壊はちょっとやり過ぎ感がある。

12,パンをトーストしまくる「LAST LEAF」

本当に焼きすぎている。何枚焼いたのか、どうやって作ったのか、どれだけ時間がかかったのか、撮影後のパンはどうなったのか、想像すると怖くなる。そういうこと考えずに、ただただ唖然とするしかない作品。

13,屋外で二日にわたってコマ撮りダンス「END LOVE」

前奏でストレッチしてるメンバーがなんとも言えない。これからはじまる長い撮影(戦い?)に臨む意気込みが感じられる。前半は学生のコマ撮りダンスかと思うが、後半、ここまでやり切るのがプロなんだなと舌を巻く。超絶過酷な撮影風景はこちらのメイキングから。

14,巨大ピタゴラスイッチ「This Too Shall Pass - Rube Goldberg Machine」

目の錯覚を利用したミュージッククリップ。浮いてるの?飛んでるの?それあるの?ないの?と一発撮りの中で、めくるめくトリックアートが繰り広げられる。緊張感から解放される瞬間、最後の余韻がなんともいいです。メイキングはこちら。フレームの外でメンバーが走り回る姿が堪能できる。

15,目が痛くなる映像「WTF?」

目がちょっと痛くなるかも。残像のなか、色彩鮮やかな服装、傘やボールなどの小物が飛び交って、とんでもないことになっている。

16,熟年カップルがダンス「SKYSCRAPERS」

おじさんとおばさんがおどっているPV。曲にあったセクシーなダンス。色彩と画面構成が秀逸。

17,マペットショーとのコラボ「Muppets Theme Song」

マペットショーのマペットとのコラボ。OK Go 過去PVのセルフパロディがあるので、あわせてみると楽しめる。

18,OK Go をたどるパレード「GPS Parade (Back From Kathmandu)」

GPSで「OK Go」をたどるパレードをするという。楽しげに行進する人々をみると元気が出る。それを笑顔でみている人もいい。

19,壁紙になってダンス「Do What You Want Version 2 (Wallpaper Background)」

壁紙みたいな格好で演奏をするPV。

20,中国家具でトリックアート「COMMERCIAL FOR RED STAR MACALLINE」

勢いある中国の家具チェーン「紅星美凱龍(Red Star Macalline)」のとんでもないCM。家具を配したセットで、トリックアートを使った一発撮り!

OK Go(オーケー・ゴー)について

メンバー

  • ダミアン・クーラッシュ (Damian Kulash) – ボーカル、ギター
  • ティム・ノードウィンド (Tim Nordwind) – ベース、ギター、ボーカル
  • ダン・コノップカ (Dan Konopka) – ドラム、パーカッション
  • アンディ・ロス (Andy Ross) – キーボード、ギター、ボーカル

バイオグラフィ

12歳のサマー・キャンプで知り合ったダミアンとティムが中心となり、「音楽で皆を楽しませ、笑わせる」ことをテーマに、99年にシカゴで結成。

05年にリリースされた2ndアルバム『オー・ノー』では、プロの振付師であるダミアン姉の指導の下、自宅裏庭でスーツ姿の彼らが踊る「ア・ミリオン・ウェイズ」がネット上で話題を呼ぶ。

2ndシングル「ヒア・イット・ゴーズ・アゲイン」も姉の振り付けで、フィットネス・ジムのランニング・マシーン8台を駆使した体操のような踊りが、MTV はもちろんYouTube で大爆発。YouTubeビデオ・アウォーズや07年度グラミー賞最優秀短編ミュージック・ビデオ部門に輝き、MTVビデオ・ミュージック・アウォーズ授賞式で再現されるほどの人気を博した。

ダミアンはユニクロ09年冬のフリース・キャンペーンにモデルとして抜擢され、日本以外の英米アジア各国の紙媒体・店頭ポスター等に登場した。

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