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251万部以上売れてる!絵本「いないいないばああそび」を徹底レビュー!


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赤ちゃんは一時期、「いないいないばあ」を異常に喜ぶ(自分調べ)。顔を覆った手をどけるだけで大爆笑。何度やっても腹を抱えて笑う。こちらは求められるままに繰り返すが、しだいに疲れてくる。

そんなとき、役に立つのが本書である。

子犬、ヒヨコ、猫、怪獣、子供、母親が、順にいないいないばあをする絵本である。言ってしまうとそれだけなのだが、発行部数251万はダテではない。子供が大喜びのギミックが満載で、ひとりでも親子でも何度でも楽しめる。

今日はこのしかけ絵本「いないいないばああそび」をレビューする。

サイズについて

本書は上から下にとページをめくる縦型の絵本である。

背の長さは22cm弱、横は19cm弱となる。文庫本を想定した本棚には、横にしないと入らない。我が家にはこのシリーズが数冊あるが、それだけが背表紙を下にして本棚に横向きに並んでいる。片付ける時いつも気になっていた。

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ページをめくると

手で顔を隠した子犬の全身。「いないいない……」からの、めくって「ばぁ〜」。子犬は、満面の笑み。見たところまだら模様の雑種であろうか。

次は、ヒヨコのピイちゃん。「ばぁ〜」とした時の黒目がちのおめめがかわいい。

お次は猫。よく見ると「いない いない!!」とある。エクスクラメーションマークが二つ。力を入れて読むべきところだ。

四番目の怪獣はこれまでと様子が違う。「いない いない……」が怪獣語「ぎゃお ぎゃお ぎゃお の ぎゃお!! の……」になっている。読み手としてはかなりの演技力が求められるセリフだろう。しかし、手を外すと「ばあ!」。「ばあ」は怪獣も共通であるとわかる。ただし、これまでの「ばあ」が、「ばあ〜」だったのに、怪獣以降は「ばあ!」とエクスクラメーションマークがつき、力強い「ばあ」になっている。

ユニセックスのゆうちゃん

五番目のゆうちゃんは、女の子に見えるが、髪型はショートカット。服はオーバーオールであり、男の子に見えなくもない。男女兼用で楽しめる絵本とするためそのようなユニセックスな出で立ちなのだろう。

話は変わるが、いま「ユニセックス」と入力して変換したら「男女兼用」となったので驚いた。

話を戻す。本書の見返し(表紙の裏)に、作者からのコメントがある。

この本の中の子どもは"ゆうちゃん"ですが、お子さまの名前にかえて、よんであげてください。

自分の子供の名前で読まれると、より興味を持って楽しめるのだろう。そのとおりだと思う。ぼくは愚直に実践し、あらゆる絵本の主人公を子供の名前に置き換えて読んでいる。「シンデレラ」も「桃太郎」も「はらぺこあおむし」も「ウォーリーをさがせ!」も。子供の方も、さすがにこれは自分じゃないと思うのか。「もう絶対、二度と、私の名前で読むな!」と泣いて訴えてくる。困ったものだ。

ママには二つのギミックが仕込まれている

最後はママ。手をどけると目のところに穴が開いている。この穴についても、作者は言及している。

この穴に、さいごのページの側から、おかあさまの目をあてて、「ばあー」と、手のページをめくって見せてあげましょう。本の目が、本当のおかあさまの目になって、お面のようにして遊べます。

目を出すとこのような感じになる。

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実際に穴に目をあてて、「ばあー」とやると、絵本を見ている赤ちゃんと目があう。子供は絵本の中に本当のママを見るのだ。秀逸なしかけだと思う。

ギミックはもう一つある。ママは最初、豚のお面をかぶっているのだ。子供はママが豚になっちゃった!と一瞬、不安になるのかもしれない。

さらにページをめくる(豚のお面をとる)と、本当のママがあらわれる。赤ちゃんは安心し、大喜びする。子供の心理を突いた「いないいないばああそび」恐るべし。

まとめ

ひとりでも親子でも楽しめる絵本であり、繰り返しページをめくるためぼろぼろになる。テープで止めるなどの応急処置が必要になる一冊であろう。

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赤ちゃんにプレゼントするなら、間違いなくおすすめの一冊。機会があれば是非!

いないいないばああそび (あかちゃんのあそびえほん)
木村 裕一
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