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BMWに乗りたくなるショートフィルム!映画のようなCMを監督した8人の巨匠たち

2001年からネット限定で公開されたショートフィルム「BMW Films」。クライブ・オーウェン演じる主人公とBMWだけは共通して登場。しかし、制作された8本すべて監督は異なり、作品ごとに独自の「演出」を堪能できる。ちなみに、シーズン1はデヴィッド・フィンチャー、シーズン2はリドリーとトニー・スコットが監修した。

1.「Ambush」監督:ジョン・フランケンハイマー

「カーチェイス」といえば、ジョン・フランケンハイマー

ジョン・フランケンハイマー(1930年2月19日 - 2002年7月6日)。ドキュメンタリー・タッチで、男っぽい骨太な作風などが評価された。三船敏郎出演の「グラン・プリ」、ロバート・デ・ニーロ主演「RONIN」など。

2.「Chosen」監督:アン・リー

「人間」を描くアン・リー

アン・リー(1954年10月23日 - )。『ウェディング・バンケット』と『いつか晴れた日に』でベルリン映画祭金熊賞を、『グリーン・デスティニー』でアカデミー外国語映画賞を受賞。『ブロークバック・マウンテン』では第78回アカデミー監督賞を受賞。

3.「The Follow」監督:ウォン・カーウァイ

「映像美」が魅力的なウォン・カーウァイ

ウォン・カーウァイ(1958年7月17日 - )。テレビの現場を経て、脚本家として映画界にデビュー。1994年の『恋する惑星』ではクエンティン・タランティーノが絶賛し、世界的な監督に。『天使の涙』や『ブエノスアイレス』(カンヌ国際映画祭監督賞)。

4.「Star」監督:ガイ・リッチー

「勢い」のガイ・リッチー

ガイ・リッチー(1968年9月10日 - )。『スナッチ』では、英国の映画興行収入では第1位を獲得。いずれも緻密な脚本によって構成された群像劇が特徴。ジュード・ロウを主演に迎えた『シャーロック・ホームズ』も大ヒット。マドンナは元妻。

5.「Powderkeg」監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトウ

「ドキュメンタリー」風なアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトウ

アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(1963年8月15日 - )。『アモーレス・ペロス』でカンヌ国際映画祭の批評家週間と東京国際映画祭のグランプリを受賞。『バベル』では第59回カンヌ国際映画祭の監督賞を受賞。

6.「Hostage」監督:ジョン・ウー

「鳩」が大好きなジョン・ウー

ジョン・ウー(1946年5月1日‐)。暴力的かつ華麗なる独特の映像美から「バイオレンスの詩人」とも呼ばれている。1986年『男たちの挽歌』シリーズで大ヒット。ハリウッド進出後も、「フェイス/オフ」「ミッション:インポッシブル2 」、そして「レッドクリフ」を監督。

7.「Ticker」監督:ジョー・カーナハン

「MI:3」の監督を降板しちゃったジョー・カーナハン

ジョー・カーナハン(1969年5月9日 - )。1990年代半ばより短編映画の製作を開始。1998年の長編監督デビュー作『ブラッド・ガッツ』がサンダンス映画祭で上映。続く『NARC ナーク』が第18回インディペンデント・スピリット賞監督賞にノミネート。

8.「Beat the Devil」監督:トニー・スコット

彼の「トップガン2」が観たかった

トニー・スコット(1944年7月21日 - 2012年8月19日)。細かいカットの切り返しや大仰ともいえる映像装飾が特徴。1986年、トム・クルーズ主演の『トップガン』で大ヒット。「デイズ・オブ・サンダー 」「トゥルー・ロマンス 」「アンストッパブル 」など作品多数。

まとめ

監督の世界観を堪能できるショートムービー。とりあえずBMWかっこいい。